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Arctic Monkeys/アークティック・モンキーズ

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一つの流れの中で作らなかった結果、多様性のあるアルバムができたと思う。
Arctic Monkeys/アークティック・モンキーズ
’07年4月にリリースされた『Favourite Worst Nightmare』以来、3作目となるアルバム『Humbug』を完成させたアークティック・モンキーズ。プロデューサー陣にクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムとシミアン・モバイル・ディスコのジェイムス・フォードを迎えて制作された今作。“詐欺”“たわごと”“ナンセンス”という意味を持つアルバム・タイトルが表すもの、制作時のエピソードから日本に対する想いまでをメンバーに話を訊いた。
――いよいよ8/19に3rdアルバムがリリースされます。ハードな『Favourite Worst Nightmare』のツアー後、今作のアイデアをメンバーみんなで話し合ったそうですが、何をして何をしないか明確なヴィジョンはあったのですか? 資料によりますと、“前作よりもヘビーで、けれどもダークではないもの”にしようと思ったそうですが、それは第一の目的だったのですか?
アレックス・ターナー:
(アレックス)
うん、前作のツアーが終わった時、次はもっとヘビーなアルバムを作ろうって話していた。それはツアーの間に徐々に、強いギターリフやレザー感のある曲を、ヘビーなプレイを好んでするようになっていたからなんだ。メロディが強い...
ニック・オマリー:
(ニック)
ヴェルヴェット。
アレックス: そう、柔らかい生地のヴェルヴェットのように滑らかなメロディの強い曲じゃなくてね。で、次はレザーっぽい男臭いアルバムを作るぞって息巻いていたんだけれど、実際始まってみたら尖がった部分よりももっと歌心というか...
マット・ヘルダース:
(マット)
社会的潤滑油が必要になった。
アレックス: そう、そうなんだ。それと、一つの流れの中で作らなかった結果、多様性のあるアルバムができたと思う。
――アルバムを制作するに当たって、何か刺激を受けた、ハマったアーティストや作品はありましたか?
マット: ハマったねぇ...うーん、前とそんなに変わらなかったと思うけれど。もちろん、自然と以前より色々なものを聴くようにはなっているけれど、基本的には昔聴いたものをまた一度聴いたりしていたな。例えば、ジミー・ヘンドリクスとか。
アレックス: ああ、そんなこと言っていたね。
マット: それとドラマーの僕が客観的にギター・サウンドを捕らえる立場として、故ミッチ・ミッチェルは常に影響を受けているアーティストだ。
マット: それからクリーム。ジンジャー・ベイカーには色々な側面があって本当に面白い。他にも色々あるけれど、ロッキー・エリクソンを教えてもらったよな。クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルにニック・ケイヴ、それから初期のピンク・フロイド。
マット: それら全ての影響が、今の僕らのサウンドを作っているのさ。
――今作に二人のプロデューサーを起用しましたよね。メインはジョシュ・オムで、最終段階でジェイムス・フォードを起用しましたが、異なるプロデューサーで仕事のやり方を変えたりしましたか?
アレックス: ジョシュとはヒューストンでライヴを一緒にやったことで知り合ったんだ。すごく親しくなったけど、その時はレコーディングのことなんて話にもでなかった。その1ヵ月後、曲を書いてデモを作っている時に、ドミノのローレンスがジョシュとのレコーディングに興味あるか? って訊いてきたんで、あるよって答えたんだ。まだ時間もあるし、今までやったことないことにチャレンジしたいって思って、とりあえずデモをジョシュに送ったらとても気に入ってくれたんだ。「オレの友達のデイヴ・キャッチングの家に来いよ。ジョシュア・ツリーの砂漠の真ん中だぜ。君たちの曲をレコーティングするには打って付けの場所さ」って言われて、レコーディングが実現したのさ。
――彼の技術により、暗さは抑えつつヘビーなアルバムを作るという当初の目標は達成できたということでしょうか?
アレックス: 彼とレコーディングすることが決まる頃には、当初の計画からはかなり逸れてしまっていたんだ。とにかく単純にロックしただけのアルバムじゃなくて、ロックな面は当然あるんだけど、もっと深みのあるモノにしたいなと。曲もどんどん書き溜めていっていたし、もっとトラディショナルな意味での歌ってものも取り入れたいって思い始めていたんだと思う。
――砂漠近くのスタジオにはしばらく滞在していたのですか?
アレックス: うん。アルバムの曲のほとんどはそのスタジオでレコーディングしたんだ。2回セッションをして、もう1回をジョシュのスタジオでやって、その後もう1回を今年になって親愛なる我らが友ジェイムス・フォードとやったんだ。
――それではジョシュがレコーディングした曲とジェイムスがレコーディングした曲があるのですね。
マット: その通り。ジェイムスとの仕事はいつも楽しい。
アレックス: すごい頭脳の持ち主だ。
マット: すごいヤツだ。頭の髪がすごい多いヤツだ。
ニック: 前より爆発してないよ。
マット: 2人の違うプロデューサーを迎えつつも、統一感のあるサウンドのアルバムにしたかった。
――次は日本特有の質問になります。今まで何回か来日していますが、日本で特にお気に入りの場所はありますか?
マット: トリの手羽先を食べた街は何て言ったっけかな?
ジェイミー・クック:
(ジェイミー)
名古屋だよ。
アレックス: 一回だけ行った。
マット: そう、一回しか行ってないんだけど、手羽先はよーく覚えている。
ニック: 強烈な想い出なんだ。
マット: そう、僕にとってはね。
――特定の場所で何かありますか?
ニック: その街の一角でお店がたくさんあって...
アレックス: 原宿。
ニック: そう、それ。
マット: あそこもいいよね。
ニック: あそこが気に入っている。
マット: ショッピングには最高だ。
ニック: うん。
マット: 僕が行った中でも最高のショッピング街だ。
――みんな買い物中毒ですか?
アレックス: ああ、僕らは男版の『セックス&ザ・シティ』だよ。
マット: ホテルに戻って靴脱いで、
ニック: デカいサングラスをかけて、ちっこい犬を連れて、さぁショッピングだ!!
アレックス: 僕は誰かな...
ジェイミー: 僕は赤毛の子だな。
ニック: 僕はあのヤリマンだ。
アレックス: サマンサか。
ニック: 年が上だからね。
アレックス: 確かに、それじゃマットは...
マット: アレックスはキャリーだ。
ジェイミー: アップルで金稼いで...
アレックス: ...別にいいよ。
マット: じゃ、オレはあのツマンナイ女か。
アレックス: いや、もしかすると僕がそっちかも。うん、そっちの方が合ってる気がする。でもなんであの子のことイヤなの?
マット: 別に構わないよ。ダークホースだし。
――最後に日本に行ったのは “SUMMER SONIC 07”でしたよね。
アレックス: そうだよ。
ジェイミー: みんな覚えているかな?
アレックス: 日本は、今年の終わり頃にツアーの予定だよ。
――楽しみにしています。
アレックス: ああ、期待していてよ。
■Release Information
Arctic Monkeys
NEW ALBUM
Arctic Monkeys
『Humbug』

Domino / Hostess
HSE-10090
\2,490 (tax in)
09-08-19発売
1. My Propeller
2. Crying Lightning
3. Dangerous Animals
4. Secret Door
5. Potion Approaching
6. Fire And The Thud
7. Cornerstone
8. Dance Little Liar
9. Pretty Visitors
10. The Jeweller's Hands
11. Haven't Got My Strange*
12. Red Right Hand*  (ニック・ケイヴのカヴァー楽曲)
* Bonus Track (Japanese Only)
■Link
Arctic Monkeysに関する情報は下記HPで!
オフィシャル・サイト(アーティスト):
http://www.arcticmonkeys.com/

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