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――今作はメジャー・デビュー・アルバムということで、まさにファン待望のアルバムかと思いますが。
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| Halfby: |
タイトなスケジューリングの中、なんとなく自分でも満足のいくものになったなぁっていう。4枚目のシングルをリリースした後なんですよ、アルバムを作り始めたのって。1ヵ月くらいで残りの曲を仕上げて、曲名やアートワークも考えて。
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――苦労も多かったですかね?
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| Halfby: |
それが意外と苦労してなくて(笑)。スケジュール的には苦労したんですけど、アルバムのヴィジョンが最後のシングルあたりにはなんとなくドンっと見え出していて。それに向かうだけだったので、一月っていうのはそんなに短くはなくて。それこそ同時進行で進めましたね。
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――アートワークも同時ですか?
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| Halfby: |
そうですね、ジャケットも全部同時進行で、曲を進めていくにつれて、じゃあジャケットはこうしていこうみたいな、全体的に出来上がってくるっていうか。全体のバランスをとりながら完成に近づけていくっていう。
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――今回のアルバムには“とっても愉快&ちょっぴりひねくれながら(重要)完成しちゃいました!”というコメントがありますが、この“ちょっぴりひねくれながら(重要)”というのは?
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| Halfby: |
ポップでキャッチーとかっていう楽しい感じに聴いてもらって全然OKなんですけど、実はマニアックなことやってるというか、音楽的な刺激の受け方や、B級感の作り方とか(笑)。本人以外わからなくても、モチベーションを保つ上でやっぱり音楽性の提示には気をつけてたりします。
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――わからなくていいんですか?(笑)
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| Halfby: |
まあわかるに越した事は無いんですけど、わかる、わからないに分かれた方が面白いですよね。
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――コメントも自身で書かれているということですが。
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| Halfby: |
僕レコード屋のバイヤーもやっているんで書かされちゃうんですよ(笑)。自分がやっている音楽的にも、ジャンルを一言に説けるような感じじゃなくって、もっと雑食性があって、なかなか着地点をどこにおけるっていう音楽でもないので、難しいと思うんですよね。プレスのインフォメーションとかにしても単純に書けなかったりするので、じゃちょっと自分で書いときますっていう(笑)。
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――今作は、とにかくいろんなタイプの曲があるのに全体にすごく流れや統一感がありますよね。これは意識された部分ですか?
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| Halfby: |
そうですね。DJでも全体的な流れを作るのが好きなんです。シングルの4曲のキャラが強かったので、アルバムの中でうまく役割を果たしてくれるように、新曲はオプション的な曲を用意することを目的に作ったんですよ。流れを考えて仕上げていったので、明確にバランスをとることが出来たのかなと。通常のアルバムはベスト盤ではないので、アルバムの中でシングルがどういう聴こえ方をするのかっていうのが結構重要だったりすると思うんです。全曲で聴いて頂ければと思いますね。
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――アートワークにもコダワリがありそうですね。
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| Halfby: |
デザイン面ではこうしたいっていうことよりは、こうしたくないっていうのが結構あって。普段から聴く音楽も圧倒的に洋楽嗜好で、今のシーンにいるアーティストをよく聴くんですよ、バイヤー業もありますし。だから自ずとアートワークも見えて来るというか。海外のレコード屋に並んでて違和感のないものを意識してますね。まぁ自然にそういうものが好きなのでそういうのを出したいなっていう。
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――ジャケ買いする方ですか?
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| Halfby: |
します、します、無駄にします(笑)。僕にとってはダウンロードで拾える情報以上に、ジャケットやブックレットなど音源以外の規格全てにアーティストの味があると思っているので。曲最低、ジャケット最高で大好きなレコードもありますし(笑)。あとは、アートワークによって楽曲性がより明確になるように意識はしてますね。今回のアートワークにもくだらないコダワリが潜んでますので、一緒に楽しんで頂けるとうれしいです。
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――最後に、今後の展望をお聞かせください。
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| Halfby: |
アルバム・リリース・ツアーとしてDJで全国のクラブを回ります。あとはミックスCDを出したいですね。音楽的にもジャンルを表記しにくい自分のDJスタイルは、まだまだ認知度が低いんです。所謂ダンスもののミックスCDと言うとヒップホップやR&B、ハウスやレゲエなんかがイメージし易いと思うんですよ。あとはジャンルに捕われないオールジャンル・スタイル! みたいなのもあると思うんですが、単純に何でもありではなく、独自の方程式の中でギリギリ成り立ってる、というか。わかり難くなってますが、その言い表し難いHALFBYの音楽性をDJに変換すると〜みたいな。アルバムとミックスCDでより明確にって感じでしょうか。まだまだ手探りですが、基本的にはいつものクラブのDJをオフィシャルで出せればいいですね。
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| インタビュー・文 / 浅野ミレイヤ麗 |