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――今年の夏、“SUMMER SONIC 08”で初めて日本のフェスティヴァルに出演されましたね。とても暑い中でのステージはいかがでしたか。
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| ニール(G): |
暑かったけど、すごくよかったよ! 自分たちが思っていたよりも多くの人が集まってくれて盛り上がってくれたしね。朝早くだったから、正直あんなに多く集まってくれると思っていなかったんだ。スタジアムだってことも特別だった。
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――スタジアムでのライヴは初めてだった?
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| オリー(Dr): |
最初で最後になるんじゃないかな(笑)。
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――最初、ロス・キャンペシーノス! がスタジアムのステージだと聞いた時は大抜擢だと思いました。
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| エレン(B): |
でも自分たちにとってはどのステージも大きかったから、メインだから特別だとか、そういう風には思わなかったかも。
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| 二ール: |
うん、そうだね。でも大阪のステージは、スタジアムとかではなく、本当に大きなステージだったからそれもまたすごくクールで。
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| オリー: |
泊まっていたホテルがスタジアムのすぐ隣のところだったから、上からスタジアムのステージを眺めて、うわーあそこでやるんだ! なんて話してはいたよ。
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――ところで、私は東京の会場に居たのですが、あなたたちが他のバンドのライヴを観ている姿を何度か見掛けました。オリー、ニールはジョニー・フォリナーを観ていましたよね?
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| オリー: |
観てた観てた!
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| 二ール: |
ジョニー・フォリナー観てたんだ? 楽しかった?
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――うん、すごく楽しかったです。
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| ニール: |
やっぱりそうだよね。
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| オリー: |
実はあの時、ギャレスはすごく感動して泣きそうになっていたんだよ! (笑)そうだね、デス・キャブ・フォー・キューティーも観たなぁ。
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| ニール: |
僕はブラッド・レッド・シューズも見たな、彼らとも仲が良いんだ。
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| エレン: |
サントゴールドもものすごく良かったわ。
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| オリー: |
その後すぐにケイジャン・ダンス・パーティーも皆で見たよね。僕らの後にやっていたジョー・リーン&ザ・ジン・ジャン・ジョンも見たけど、あれはそんなに良くなかったかな…。
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| ニール: |
オリー、そういうひどいこと言うなよ!(笑)。
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――今回の2ndアルバム『We Are Beautiful, We Are Doomed』ですが、1stから本当にあっと言う間に完成しました。
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| ニール: |
5月と6月掛けて、最初は5曲ぐらいのEPにするつもりで始めたんだけれど、トムがどんどん曲が出てきちゃう感じで書いてきたから、それに引っ張られて皆でプロダクティヴになって、結果10曲出来たという感じ。僕らの見解としてはオフィシャルに2ndアルバムと言うような感じではないんだけれど…それに近いものとして出来上がったかな。
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――タイトルが、“Beautiful”“Doomed”という、ポジティヴとネガティヴが対比になっていて、とてもロス・キャンペシーノス! らしいと思いました。
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| エレン: |
ギャレスが提案してきたタイトルがそのまま決まったんだけれど、レコーディングしていた時のギャレスの気持ちがすごく表れたタイトルになったような感じ。
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| ニール: |
あの頃、ギャレスが人間関係だとか、最初は良い感じで始まるのに、終わる時はひどいもんだ! って(笑)。何でもそういうものなんじゃないか、永遠なんてないんだから。バンドやってたって、いつかは解散して、皆死んじゃうんだろ? だとか、そんなことを言っていたんだよ(笑)。
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――『We Are Beautiful, We Are Doomed』は曲としてもありますが(M-3)、元々この曲を中心にアルバムが出来たのでしょうか?
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| オリー: |
流れとしては曲をどんどんレコーディングした後に、後付けでタイトルや歌詞を入れていったから、この曲であったり、どの曲が核になっているという感じではないかな。でも、タイトルになっているぐらいだから、メッセージ性としては一番強いタイトルではあったんだと思う。
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――前回はトロントでのレコーディングでしたが、今回場所がシアトルになったのは?
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| ニール: |
今回プロデューサーをしてくれたジョン(・グッドマンソン)がシアトルに住んでいて、USツアー中に呼んでくれたこともあったんだ。ジョンは前のアルバムでもエンジニアをしてくれていたんだけれど、それで彼のスタジオがシアトルにあって、イギリスでレコーディングするのよりも安かったというのもあって、2週間そこでレコーディングすることになったんだ。理由としてはそういう単純なことなんだけど、期間中は観光みたいなことしたりとかしてたよ(笑)。そう、ジョンは80年代から北米のシーンで傑出したミュージシャンの一人だから、彼自身が面白い話を沢山持っていて。プリンスの自宅で開かれたパーティーに出席した話だとか、ニルヴァーナ(※結成はシアトル)の初期に一緒に録音したことがあったりだとか。教えてもらってカート・コバーンの家を皆で見に行っちゃったよ(笑)。
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――“SUMMER SONIC 08”含め多くのライヴやフェスをこなし、1stから半年間でまたアルバムのリリースとなり、ここ半年ほどはとても忙しかったのでは?
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| エレン: |
忙しさはあるけど、基本的には皆すごくポジティヴで、忙しいのをすごく楽しんでいられて。どんどん新しい自分たちを切り開いていけている気がするから、すごく面白さを感じているの。
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――前回のインタビューの時に、ギャレスがすごい日本のマニアックなカルチャーに興味があることが感じたのですが、3人にとってはいかがですか。
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| ニール: |
ギャレスはポリシックスが好きなんだよね。ポリシックスは僕も観にに行ったよ。彼と比べるとそこまでファンというわけでもないけど。
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| オリー: |
結構漫画とかも読むよ! あと日本のホラー映画って面白いよね。『リング』とかはイギリスでも観られるから観たんだ。
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――先に名前も挙げたのですが、ジョニー・フォリナーにも“SUMMER SONIC 08”の後にインタビューをしました。二組の仲が良さそうだったので、彼らに“相思相愛ですね?”と訊いたら“その通り!”と言う答えが返ってきました。ロスからはいかがですか?
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| オリー: |
そんなこと言ってたの? でも、きっと同じぐらい好きだよ!
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| エレン: |
いや、きっとそれ以上に私達の方が彼らを好きだと思うわ(笑)。人数も多いし(笑)。
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――彼らもですが、今年一年、特に夏には様々なバンドと共演したかと思います。従来のシーンに対してアンチテーゼを掲げるあなたたちが同じ匂いを感じるバンドは誰ですか?
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| ニール: |
ブラッド・レッド・シューズやスカイラーキン、彼らはレーベル・メイトでもあるんだけど、音は違うけどすごく考え方も似ていていつも刺激し合っているよ。あとは、フォールズもそういった匂いを感じているよ。
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――最後に、ファンにメッセージを!
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| ニール: |
みんな、僕たちの音楽を耳にしてくれてありがとう! 新しいアルバムを気に入ってくれると嬉しいな! 時間と努力と費やしたアルバムになっています。気に入ってくれたら嬉しいけど、気に入ってくれなかったら、ちょっと傷付いちゃうかな(笑)。
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| インタビュー・文/伊藤昌利 |