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――デビューということで、ここに至るまでの音楽的な経緯を簡単に教えてもらえますか?
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| ダミアン: |
音楽にはクラシックから入って、ジュリアード音楽院で基礎を徹底的に学んだよ。それまでにもいろんな学校でたくさんのことを学んだけど、1番学ぶことが多かったのはやっぱり地下鉄だったね。いろんなエリアから働きに集まってくる人たち同様、ロックやレゲエ、ヒップホップっていういろんな音楽をパフォーマンスすることになったし、それらのスタイルをクラシックに混ぜるようになって、今に至るって感じかな。
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――ヴァイオリンを始めたキッカケは?
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| トーリー: |
小学生の時の必修科目でヴァイオリンをやらされたのが元々のキッカケだね。1年間は必修で、その後も続けるかは選択できるんだ。で、オレはその当時はそこまで興味がなかったから辞めちゃったんだけど、ダミアンは必修の後にも続けてたんだ。それを見て、オレもまた興味を持って、12歳の時に再開したんだ。
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――じゃあキャリアはダミアンの方が長い?
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| ダミアン: |
どっちのキャリアが長いっていうことよりかは、音楽のバックグラウンドっていう意味でオレはクラシックがメイン、トーリーはフリーランス、つまりいろんな音楽を詰め込むっていう考え方で、お互いの考え方が違っていたっていうことじゃないかな。
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――ではクラシックの環境にいる中で急にヒップホップやソウルに興味をもったというよりかは、お互いが生活している中で自然に融合していったっていう感じだったんですかね?
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| ダミアン: |
息を吸うことくらいに自然の流れだったね。自分達が好きな音楽を繋げて新しい音楽を作るっていうことは、みんなにとっては新しくてユニークなことかもしれないけど、オレ達にとってはそれくらい自然発生的なことだったんだ。
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――地下鉄でパフォーマンスするキッカケとなったのは?
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| トーリー: |
単純にお金を稼ぐためだよ。うちは母子家庭でね、もちろん母親はオレ達に必要なものは与えてくれたけど、スニーカーとか洋服とかもっと欲しいものってあるだろ? だから若いうちから必要なお金は自分達で稼ぐっていう考えでいたし、これに関しては母親に感謝しているんだ。
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――先ほど地下鉄ではいろんなことを学んだと言っていましたが、例えば?
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| ダミアン: |
ビジネス的な面で言うと、マーケティングやプロモーションの方法論みたいなものを肌で感じられたと思うね。例えばA電車は黒人やラテン系の人たちが多く使うから、彼らの好きなヒップヒップを中心にパフォーマンスをするとお金が稼げて、それに対してC電車は白人が多く使うから、クラシックを中心にパフォーマンスしてっていう風に互いに稼いでいたんだけど。
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| トーリー: |
ある時から一緒にやり始めてみたら、それまでの3倍くらい儲かったんだよ。
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| ダミアン: |
他にも地下鉄っていうのは楽器だけでなくて、スプーンとかそういう道具で演奏している人もたくさんいるから、いろんなスタイルでのパフォーマンスを学ぶことが出来たと思うよ。
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――アルバムはほぼセルフ・プロデュースということですが、制作はどうでしたか?
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| トーリー: |
2枚目を作る時ももし出来ることなら同じヴァイブスでやりたいって思うよ。っていうのも、ルールとかコンセプトとかそういうものを一切設けないで、作りたいものをスタジオでお互い出し合ってっていう気楽なスタイルで作ることが出来たんだ。だからそんな風にまた出来たらいいなって思うね。
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――中でもシングルにもなっている「Thunder」は、まさにアナタ達の音楽スタイルを凝縮して表現された曲のように思います。どのような曲ですか?
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| トーリー: |
「Thunder」はエネルギーの塊だね。
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| ダミアン: |
この曲はどういう曲だとかじゃなくて、聴き手がどう思うかなんだ。作っている時はとにかく楽しかったし、聴き手にはそのエネルギーを感じてもらえればいいと思ってる。逆にみんながこの曲をどう思うかっていうのを今度はオレ達が聞いていきたいくらい、みんながそれぞれの意味を持ってくれればって思うんだ。
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――では、そんな自分達の音楽スタイルに名前をつけるとしたら?
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| 二人: |
ポップ・クラシックだね。
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| トーリー: |
ポップにはヒップホップもソウルもロックもみんな含まれているからね。
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| ダミアン: |
新しいジャンルだから広めてよ!
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――最後に、今後共演してみたいアーティストがいれば教えてください。
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| ダミアン: |
そうだな・・・、U2、フー・ファイターズ、エルトン・ジョンかな。みんな素晴らしいメロディを持っている人たちだからね。
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| トーリー: |
マルーン5にボノかな。マルーン5はとにかく雰囲気が好きなんだ。
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| インタビュー・文 / 浅野ミレイヤ麗 |