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――ようやく届けられたニュー・アルバムを聴いて、一撃でKOされましたよ。とにかくエネルギッシュで力強い。
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| ストーン・ゴッサード: |
うん、本当にこのアルバムにはエネルギーがあふれているよね。俺たちもキャリアを重ね、より賢くなり、自分が自分であることに居心地がよくなってきたし、自分がバンド全体にどんなポジティヴな影響を与えるのかもわかってきた。
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| マイク・マクレディ: |
だから、ひとりひとりがすごく意欲的で、バンドがすごくいい状態なんだよ。それがアルバムに反映されてるね。
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――このエネルギーの背景には“VOTE FOR CHANGEツアー”(04年のアメリカ大統領選に向け、反ブッシュをアピールするために開催されたツアー。ブルース・スプリングスティーン、R.E.M.など多数のミュージシャンが参加した)に参加して得たものもあるんじゃないでしょうか。
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| ストーン: |
それは間違いないね。アメリカは自由な国であるべきだし、だからこそ俺たちはアメリカの社会に向けて思うことを自由に発言していいはずだ。アメリカ人としての視点をもつ僕たちには、ブッシュの外交やエネルギー政策に対してNOという権利がある。そしてあのツアーに参加し、アメリカは変わるべきだというエネルギーをみんなと共有できたことは大きかった。だから、ブッシュの再選が決まった時は落ち込んだよ(笑)。でも、そこで諦めるわけにはいかないよ。俺たちには歌うべき歌がある。みんなのために音楽を鳴らし、最高のアルバムを作ること。それが俺たちがやるべきことなんだ。
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| マイク: |
で、すぐにスタジオに入り、レコーディングに取りかかったんだよ。めちゃくちゃポジティヴなエネルギーをもってね。
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| ストーン: |
それがアルバムのど真ん中を貫いている。でも、政治的な曲ばかりじゃなく、ラヴソングもあれば、哀しみについて歌った歌、サーフィンのエキサイティングでスピリチュアルな瞬間についての歌もある。つまり、俺たちが感じるエモーションのすべてが詰まってるんだ。だから、このアルバムを聴けば絶対にエキサイトするはずだよ(笑)。
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――このエネルギッシュさは原点回帰を意味するんでしょうか。新作について“初期のパール・ジャムを彷彿とさせる”という意見もありますけど。
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| ジェフ・アメン: |
それはわかるよ。新作は初期の『Vs. 』と同じくらい力強くて集中力に貫かれているからね。ただ、『Vs. 』の時、俺たちは暗闇の中から外に出ようともがいていた。でも、このアルバムの向こう側には光が見える。ここには希望があるんだよ。
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| エディ・ヴェダー: |
そうだな。このアルバムを作ることで、まだまだ初めて見る世界があることを確認できて、俺は嬉しかったよ。俺たちのちっちゃなバスに乗り、一緒に旅することを選んでくれたみんなを、どんどん新しい場所に案内していきたい。今、そう思ってるんだよ。
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| インタビュー・文/染野芳輝 |