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――新作『ステイディアム・アーケイディアム』は初の2枚組ですが、どういう経緯でそうなったのですか?
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| アンソニー: |
とてもたくさんいい曲ができて、38曲もレコーディングしたんだよ。最初は3枚のレコードにする案もあった。たとえば今日1枚目を出すとしたら、2枚目は半年後で、3枚目はまた半年後っていう具合にね。だけどそんなには待ちたくないし、全部一緒に世に出したかったから、数を絞って2枚組にすることにしたんだ。
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| チャド: |
22年もバンドをやってきて初めてダブル・アルバムを出すなんて、クレージーな話だろ? まあ、もともとオレたちはクレイジーなヤツの集まりなんだけどな(笑)。
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――聴かせてもらって、これはとんでもない大作なのではないかと感じています。
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| アンソニー: |
オレもキミとまったく同じように感じてる。今作がこれまでで最高のレコードになったって感じてるんだ。
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| フリー: |
ありがとう。このアルバムは、オレたちに作り得るベストなものになったと思う。最高の作品だよ。こんなに満足できたことはなかったって言えるくらいにね。これが決定版だ!って言えるアルバムなんだ。もしオレたちのことを判断したかったら、相応しいのはこのアルバムだよ。もしこれを好きになれなかったら、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのことが好きじゃないんだってこと。
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| チャド: |
最低だよ最低。こんなクズを出すなんて、信じられん!……いや、本当のことを話します(笑)。ものすごく誇れる作品だよ。ポジティヴなエナジーにあふれてるし、全体を通して、オレたちがどんな音楽をやれるのかってことを示すものになったと思う。
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――作品を追うごとに、よりメロディアスに、メロウにと作風が広がってきたと思うんですけど、実際バンドのモードとしては、メロディー志向が強くなってきているんでしょうか?
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| ジョン: |
そうだね、現時点のオレたちは、ファンクよりもメロディー志向が強いと思う。でも今作でオレたちがすごく成功したのは、そのふたつの側面を融合させることができたってことなんだ。ファンキーでダンサブルでハッピーなものと、メロディックで美しいハーモニーのあるもの、そのふたつはオレたちの音楽の中で分かれてた。前作にはファンクの曲はほとんどなくて、トラディショナルなタイプの曲が大半だったし。でも今作ではファンクが戻ってて、そしてメロディックな面は過去最高になってるんだ。
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――レッド・ホット・チリ・ペッパーズは、歳を重ねながら、どんどん進化と深化を遂げてきていますよね。その衰え知らずのクリエイティヴィティーは、どこから生まれてくるものなのでしょうか?
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| アンソニー: |
オレたちにはバンドとして……特別なケミストリーがあるってことだね。それによって、他にはないユニークな創造力や可能性がもたらされてるんだ。もしもこのバンドから誰かをひとり抜いてしまったら、今のようにプロダクティヴではいられないし、今ほど意義のあるものではなくなってしまう。宇宙は時折、とても面白い方法で人々をグループとして結びつけるものなんだ。宇宙がオレたちを結びつけたっていうことが、創造力の流れを維持することができてる最大の理由だよ。
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――フジ・ロック、本当に楽しみにしていますんで。
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| チャド: |
キミたちの穴という穴すべてが埋め尽くされる、浣腸のようなライヴをご披露するから待ってろよ。ガハハハハ。
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| インタビュー・文/鈴木宏和 |