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――さて、デビュー・アルバムにていきなりUKではNo.1に輝いてしまったようですが、大きく変わったことなどはありましたか?
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| アーウィン: |
僕の家族はみんなブサイクだから、金を払って俳優のうそっこファミリーを雇ったんだ。取材の時はそっちにお願いしているよ。
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| アルフォンソ: |
僕は元々素晴らしい家族をもっているから大丈夫だよ。
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| アーウィン: |
彼の家族を僕は雇っているんだ。
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| アルフォンソ: |
僕はBカップからDカップにしたよ。
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| アーウィン: |
僕達はブサイクだから整形が必要さ! 読者に僕達のどこを変えるべきか投票してもらって、その結果次第でやるよ! ま、良くも悪くも忙しくて、自分達の時間がないことかな。
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――アルバムは、1曲1曲に表情がある、実にヴァラエティ豊かで多彩な作品でした。アルバムのコンセプトとタイトルの意味を教えてもらえますか?
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| アルフォンソ: |
『The Trick To Life』ってのは、曲からとったんだ。言ってくれたように、すごくいろんなカラーのある作品でメランコリックだったり、アゲアゲだったりと物語のようにメリハリがある。“The Trick To Life”っていうのも物語のタイトルっぽいし、そういう意味では結果的にすごくうまくまとまったんじゃないかなって思うよ。アートワークもポップな感じでうまく結びついたしね。
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| アーウィン: |
コンセプトとしては、ヒップホップによくあるような、金曜日に踊りに行ったぜ〜金があるぜ〜っていう薄っぺらい内容じゃなくって、自分自身の経験を投影したかったんだ。僕達が成功した理由の1つには、人生に対する心配や不安を語ることがみんなに受け入れられたってのがあるんじゃないかな。
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――見事なまでのメロディのポップさは、ビギナーからコアなリスナーまで広く受け入れられると思います。その一方で、フージアーズらしさとして思っている以上に深みのあることを歌っていたりします。そのギャップというのは意識したところ?
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| アルフォンソ: |
“ポップ”っていうのはポピュラーであること、大衆向けの音楽であり、僕達もメイン・ストリームには乗りたいと思っていたからポップなメロディは意識したね。でも今のポップ・シーンは歌詞的にすごく浅いことを歌っていて、それに対して僕らはもっと深いことを歌いたかったんだ。ビギナーからコアなリスナーまで広く受け入れられることはありがたいことだけど、一回聴いて捨てられちゃうような一発屋にだけはなりたくないんだ。いい絵を壁にかけてずっと眺めていて、いざ近づいてみたら全然違う絵だったりする。僕達の音楽はそんな感じかなって思うよ。
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| アーウィン: |
今のポップ・シーンってキャンディー・ポップだと思うんだ。飴って甘くて、どんどん食べていると飽きてくる。だからそういう意味で消耗品のポップってことなんだけど、そういうのが多い中、僕達は歌詞では真剣な内容を書きたい。でも、だからと言ってサウンドまでシリアスになりすぎちゃうと、なかなか受け入れられない。そういう部分でポップさを音楽で表現したんだ
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――最後に、自分たちの音楽を“Odd(普通でない) Pop"と表現していますが、自分達の“これが変だろ”と思うことは?
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| アルフォンソ: |
僕の鼻だよ。知ってるよ、見ないでっ!!
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| アーウィン: |
僕達は靴が金だー、ズボンが緑だー! だから変だ〜ってわけではなくて・・・。僕達が変ってると言うよりかは、聴いてきた音楽が少し変わっていたんじゃないかな。レディオヘッド、モデスト・マウス、ニール・ヤングにビヨークとか、彼らはみんな“Odd”だし変わっている。自らのサウンドを確立しているということはそういうことになると思うんだ、ポジティブな意味でね。だから外見より影響を受けた音楽が“変わってる”ってことさ。ただ、笑わせることが好きで、楽しいことが好きなだけなんだ。あ、もちろんちょっと変だけどね。(急にロボット口調になって)いや、違う! みんながそう思っているだけで僕らはいたってノーマルさ!
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| インタビュー・文 / 浅野ミレイヤ麗 |