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とりあえず4人でスタジオに入ってジャムをしながら偶然生まれた音を大切にしていったんで、ライヴ感覚を出せたかな。ライヴ感覚は僕たちが大事にしていることなんだ。
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3月にリリースされた2ndアルバム『フリーウェイ』が絶好調なスウェディッシュ・ロック・バンド、ユーザー・オブ・ア・コモン・ネームが待望の来日公演を行った。同アルバムからのシングル「ドント・ストップ・ラヴィン・ミー」は有線チャートで今なお上位をキープしている激キラー・チューン。ライヴ、アルバムなどについて聞いてみた。
――今回二度目の来日になりますが、滞在は快適ですか?
全員: 最高だよ!
リンダ(vo): みんなで買い物にいったの。私は古着屋でTシャツ買ったり、あとお香も買ったわ。
クラース(g): 僕はmp3を買ったね。
フレドリック(b): 僕は味噌を買ったんだ。何に使うかは分からないけどね(笑)。海老とか麺類に使おうかな。
――先日の原宿アストロホールでのライヴを観ました。観客がすごく盛り上がっていて、それに応えるようにステージが激しくなって、またそれに応えて観客が熱狂するという素晴らしいコミュニケーションが成り立っているなあと、観ていて幸せになるライヴでした。
全員: ありがとう!
リンダ: ステージにいる私が100%の私だと思っているの。たまに他のミュージシャンでステージに上がると別のキャラクターになったりする人がいるけど、私たちは常に自然体で自分達の姿をみせている。私は音楽が大好きだからそれを観客と分かち合いたいし、その気持ちを出すことでいいコミュニケーションができるんだと思うわ。
フレッドリック: シリアスな顔して演奏しても観客にそれが伝わるし、観客も真面目に聴くんじゃなくてとにかく楽しんで欲しいんだ。観客の人たちもバンドの一部だから一緒に何かを楽しみたいって思っているよ。それがすごく重要かな。
――原宿アストロホールではそれが100%できましたか?
リンダ: そうね、100%私たちのショーだったと思う!
――日本の観客は静かだとよく海外ミュージシャンは言いますが。
スッシィ(dr): ライヴみたでしょ〜? あれが静かだった(笑)?
リンダ: みんな騒ぎっぱなしだったわ(笑)。
フレッドリック: 去年の9月に初めて日本でライヴをやったんだけど、とても静かだったね。こっちが観客のリアクションに戸惑ったこともあったけど(笑)、今回はそんなことなかったよ。何で変わったのかはよく分からないけど(笑)。みんな騒いでくれて嬉しかったよ。
――海外でのライヴはどんな感じですか?
フレッドリック: モッシュとかダイヴとかすごいよ。スウェーデンで観客の男の子がダイヴしてステージのモニターに顔をぶつけたことがあったんだけど、あれは相当痛かったと思うよ(笑)。
――3月に2ndアルバム『フリーウェイ』が日本先行でリリースされました。その中には「ドント・ストップ・ラヴィング・ミー」のようなキャッチーなメロディの曲、「ラン・アウェイ」のようなヘヴィな曲、「サムワン」のようなバラードの曲などがあり、非常に幅の広い作品になっていると思います。制作時のテーマはどのようなものでしたか?
クラース: 前作は創った曲をそのまま入れただけだったけど、今回は言うなれば「旅」だったと思う。全体を一つのユニットにしてそれぞれの曲に役割があるんだ。よりアルバム的な要素がでていると思うよ。
フレッドリック: 具体的な部分ではないんだけど、全体的に変わったかな。最初から制限をしたくなかったんで、とりあえず4人でスタジオに入ってジャムをしながら偶然生まれた音を大切にしていったんで、ライヴ感覚を出せたかな。ライヴ感覚は僕たちが大事にしていることなんだ。
――バラエティに富んだ作品だけに、メンバーみなさんの音楽的バックボーンが非常に気になります。
リンダ: 今回のアルバムに関しては自分達に集中したから誰から影響を受けたってことはなかったけど、昔からアラニス・モリセットとグウェイン・ステファニーからは影響を受けていると思う。
スッシィ: ノー・ダウトにアラニス・モリセットが私もね。後スウェーデンのラスマスも大好きだわ。
クラース: メガデスからマーヴィン・ゲイまで幅広く影響は受けてきたね。でも今回の作品はリンダのように自分達に集中しようと思った
フレッドリック: 僕もメタリカとかカーディガンズとかダンス・ミュージックとか幅広く影響は受けてきたけど、結局音楽が好きなんだ。聴く人にポジティヴなエネルギーを与えてくれる音楽なら何でも好きだよ。
――日本でも「ドント・ストップ・ラヴィング・ミー」がいろいろなお店などで流れているほどヒットしていますが、日本でヒットしている理由を自分たちではどうのように思っいますか?
フレッドリック: いい曲だからさ(笑)。
スッシィ: 曲のエネルギーに共感してもらえているんだと思うわ。
リンダ: メッセージよ。誰でも人に愛されたいと思っている。だから「愛をとめないで」っていうメッセージが響いているんだと思う。
――日本盤のボーナス・トラックにPJハーヴェイの「パーフェクト・デイ・エリス」が収録されていますが。
フレドリック: それは僕が選んだんだ。PJハーヴェイのアルバム(『イズ・ディス・ディザイア』)を聴いた時にすごく気に入ったんだけど、ギターが足りないって思ったんだ。だからカヴァーしてみた(笑)。
リンダ: いい曲よね。
――他にカヴァーしたいミュージシャン、曲はありますか?
フレドリック: どうかなあ、あることはあるけど、それはその時のお楽しみだね(笑)。
リンダ: 例えばノー・ダウトのようないかにもっていうカヴァーはしたくないわ。グウェインとは声質も似てるし。PJハーヴェイみたく誰も想像しないようなカヴァーをしたい。みんなも驚かせたいし、自分達も驚きたいしね。
――それでは前作と今作の最大の違いというと。
クラース: 前作と今作では3年くらい間隔がるんだけど、その間に何百本っていうライヴをやってバンドとしても成長したし、いいパフォーマンスも見せられるようになった。それが今作によく表れていると思う。バンドとしてのパフォーマンス力だね。
――日本ではカーディガンズやラスマスなどスウェーデンの音楽が人気があるんですが、現在のスウェーデンの音楽シーンはどのような感じでしょうか?
フレドリック: 業界的には低迷していると思う。才能あるバンドがいても確実に売り上げが見込めないとレコード会社が契約を躊躇する傾向にあるんだ。10年前だったら長いスパンでバンドを見てくれたんで、4枚目くらいで成功するプロセスを組んでくれたけど、今は1枚目から成功しないとっていう流れになっている。あと、違法のダウンロードの問題もある。スウェーデンには例えばiTUNEのような合法的なダウンロードのシステムがないから、一般的にダウンロード=違法っていう考えなんだ。だから、若い子たちは違法を前提でダウンロードしているので、国内では今戦争のような状態になっている。それでレコード会社も売り上げが落ちて人を削減せざるを得ない状況になっているんだ。悪循環だよね。だったらiTUNEのようなシステムを国内で作って合法的にやろうっていう動きもあって、政治家でも一人そういう考えを持つ人がいるんだ。あと、昔からスウェーデンは音楽に関して優秀な輸出国だったけど、今はレコード会社を中心に本当に音楽を愛する人がいなくなっちゃったのが業界低迷の理由の一つでもあると思う。
――最後にみなさんの最近のお気に入り作品を教えていただけますか?
フレドリック: クイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジの『ソング・フォー・デフ』かな。ロック作品として名作だよね。
クラース: U2の『アクトン・ベイビー』だね。歌詞の内容も素晴らしいし、当時の技術から考えるとサウンド・プロダクションが素晴らしい。
スッシィ: うーん…、ラスマスの『フォーリング』かな。ブレイク前のいい作品よ。
リンダ: かなり難しい質問ね(笑)。…あまりアルバム単位で音楽を聴かないんだよね。うーん…、アレサ・フランクリンの2枚組のベスト盤かな。難しいわ(笑)。
インタビュー・文/成瀬雅俊
■Release Information
User Of A Common Name
NEW ALBUM
『Freeway』

SUPER SONIC
XQAA-1001
¥2,415 (taxin)
1.Don't Stop Loving Me
2.I Will Get Over You
3.Miss Wanted
4.St Denise
5.I Believe
6.Freeway
7.Move On Boy
8.Someone
9.Run Away
10.If It Makes You Feel Good
11.Lee Ann
12.A Widow's Grief
13.Perfect day Elise
■Streaming
User Of A Common Nameからメッセージが届いています!


■Link
User Of A Common Nameに関する情報は下記HPで!
オフィシャル・サイト(アーティスト):
http://www.userorebro.com/

オフィシャル・サイト(レーベル):
http://www.super-sonic.co.jp/user_oacn/

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