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――今年の6月にギターウルフのトリビュート盤が出ましたけど、自分達の曲がどういうふうに料理されてるか、聴いてみてどう思われました?
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| Seiji: |
まずは、ありがとうだね。サンキュー! で、びっくりした! あんな単純に作った曲をあんなゴージャスに作ってくれて、『みんなうめぇなあ』って感じ。すごい。光栄ですね。
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――いろんなアーティストのギターウルフへの愛情やらリスペクトとかがほとばしってますが、これほどまでに世界中からリスペクトされまくるのはなぜだと思います?
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| Billy: |
ま、裏金の力で(笑)。
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| Seiji: |
がははは! ま、世界中で毎日毎日あれだけめちゃくちゃライヴやってるんだから、少しはね、好きになってもらわないと(笑)。
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| Billy: |
実は、嫌われ始めてるっていう。『また来たぞ、こいつら』ぐらいな(笑)。
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――ヴォン・ヴォンディーズというUSのガレージ・バンドは、何でもギターウルフのライヴに衝撃を受けてバンドを結成したっていう。
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| Billy: |
御中元が来ないんだよ。
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| Seiji: |
ビール券。俺は絶対ビール券だな。
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――クククッ(笑)。自分達のチルドレンみたいなバンドがデビューしてくる状況についてはどう思います?
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| Toru: |
年上だよね、あっちのほうがね。
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| Seiji: |
一番上が18です。
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| Billy: |
ぼく2歳です。
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――ははは(苦笑)。
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| Seiji: |
べつにそんなねえ。ライバルです、ライバル。同じ一緒に気合い入れてロックやってる闘ってる連中だね。
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――今まで世界各地を回られてきた賜物であると。
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| Seiji: |
いや、まだ結果は見えてないよ。ただ偶然こういうことがあって、まあびっくりしたことはびっくりしたけど。もちろん嬉しかったし。『ああ、そんなに好きだったのか。ありがとう』みたいな。
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――では、新作『LOVEROCK』についてお訊きしたいんですけども、どういう作品に仕上げようとかありましたか?
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| Seiji: |
秘密です。や、そういうコンセプトとかべつにないけど、ただ爆裂ロックンロールにしたかっただけかな。ま、とにかく最高傑作です。
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――レコーディング方法とかは従来と同じような感じで?
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| Seiji: |
もちろん。
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――だいたい1曲につき何テイクぐらい録られるんですかね。
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| Toru: |
3テイク(周囲一同笑)。
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| Seiji: |
だいたいでも2、3テイクかなぁ。か、3、4テイクか。もうガーッと気合一発でやるから。
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| Billy: |
だいたい1回目が一番いいんだよ。1回目か2回目。
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――今回、メロがすごく際立ってますよね。印象的なメロディ・ラインが随所にみられるなと思いましたが。
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| Seiji: |
それはいつものことです(断言)。
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――タイトルも相変わらず冴えてますね。
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| Seiji: |
天才ですからしょうがない。
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| Billy: |
天然の災害ですよ、天災(笑)。
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――まず最初に、タイトルが浮かんで、そっからイメージを広げ、曲にしていくというスタイルをお持ちだとお訊きしたんですが。
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| Seiji: |
そうじゃないといけないよね。やっぱタイトルが重要なんだよ。タイトルが出来ないと歌詞のイメージが生まれないし。
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――どういったときにタイトルが思い浮かぶんですか?
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| Seiji: |
んー、いつも。どういったときでもないね。街歩いてても普通に。24時間ロック態勢だから。
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――(笑)例えば「新幹線ハイテンション」は、新幹線乗ってたとき?
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| Seiji: |
んー、UFOもジェット機も使ったしなあ。でもまあ、俺が思ったカッコいいもの。やっぱ新幹線カッコいいじゃない?
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――カッコいいです(笑)。
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| Seiji: |
そういうものをロックにしたいという衝動がいつもあって。ラーメンとか。しかもギャグになっちゃいけない、その瀬戸際。もうホンットに……何て言うんだっけ?
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| Toru: |
ぎりぎり。
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| Seiji: |
ぎりぎり。結局でも自分がホントにカッコいいと思うものをそのまま叩きつけるしか方法はないんだよ。自分がカッコいいと思うものをそのまま叩きつければいいんだよ。
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| Billy: |
ヤワラちゃんのように。
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――で、出来た曲をスタジオでセッションするわけですよね。
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| Seiji: |
そうだね。だいたい持ってって。
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| Billy: |
何も伝えられずに。
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| Seiji: |
『俺の指だけ見てて』と。
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| Billy: |
『ワン、ツー、スリー、フォー、バーン!』で。
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| Seiji: |
それで全員うまい具合いったら。
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| Billy: |
『はい、OK』ぐらい。そのあとから憶える。
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| Seiji: |
ロック天才集団です。
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| インタビュー・文/高間淳 |