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――新ソロ作は随分前に完成していたそうですね?
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| ジョン: |
そう、少なくとも1年前には完成していたよ。だけどレコード会社がレッチリの活動との兼ね合いを見計らっていたから、ここまで発売が延び延びになっちゃったんだ。実は今回収録されている曲の中で最初に書いたのは『カリフォルニケイション』のツアーの時だったと思うけど、そのほかの曲は同作のツアーを終えた後に書き上げたんだ。『バイ・ザ・ウェイ』の曲作りと同時期に書いたものが多いね。
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――今回は前3作とは異なり、多くのミュージシャンがゲスト参加していますね。レッチリのチャド・スミス(dr)とか、マーズ・ヴォルタのオマー・ロドリゲス(g)とか。その理由は?
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| ジョン: |
それは、今回の作品で凄く人間的な音楽をやっているからさ。他のミュージシャンも必要な音楽だった。俺はドラムが叩けない。だけど本物のドラムを入れたかった。出来上がった曲はドラム・マシーン向けの曲じゃなかったし、過去の作品のようにまったくドラムがないものにはしたくなかったんだ。だから他のミュージシャンを誘ったんだ。
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――頭がエレクトロニクスで途中からギターチューンとなる曲が結構目立ちますが、その展開が意味するものって何ですか?
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| ジョン: |
今回の作品を作っている時、すごくエレクトロニック・ミュージックに興味があってね。今回やりたかったのは、オーガニック・サウンドとエレクトロニック・サウンドを面白く融合することだった。思いっ切り電脳的で、冷たい感じのする音楽に使われて来たエレクトロニクスを、生ドラムやアコースティック・ギターとミックスしたかった。アコースティック・ギター/シンガー・ソングライター的曲とエレクトロニクスを上手に融合したかったんだよ。そうだな、ヒューマン・リーグやデペッシュ・モードの曲で聴くようなエレクトロニクスを、まったく違う状況で使いたかったっていう想いもあったね。
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――ギターで身を立てようとしている人にとっては、貴方はまさに憧れの存在です。そういう人達に何かアドバイスをお願いします。
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| ジョン: |
そうだね……たくさん練習しろよ。あと自分が最もエキサイトする音楽をよく聴くことも大事だ。そしてすべてを1日でやろうなんて考えない方がいいね。毎日少しずつ練習し、しっかりと努力したら、数年後にはいいギタリストになるから。結果をすぐに出そうなんて考えちゃダメだよ。凄く時間が掛かることだし、ギターのテクだけでなく、人生経験も必要なんだよね。俺にとってのギター・プレイっていうのは楽しむことであり、自分の興味を追求することを意味するから。そしてあらゆる音楽を意識的に聴くことがミュージシャンとしてすごく重要なポイントだよ。
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| インタビュー・文/有島 博志 |