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--大きな成長が感じられる素晴らしいニュー・アルバムですね! 今回はこれまでの作品とどんなところに違いがあると思いますか?
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| グザヴィエ(vo): |
今回はじめて自分のアイデアを実現出来たと思うんだ! 自分たちのスタジオを持って自分たちでプロデュースをしたからね。今までのプロデューサーを立てて作るやり方ももちろん良かったけど、同じことを繰り返していては進歩がないしファンもエンジョイできないからね。
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--今作は、これまで以上にR&B/ヒップホップ色の強い作品になってますよね。タヒチと言えば、これまではどちらかと言うと、60〜70年代ロックの印象の方が強かったし、R&Bにしてもヴィンテージな古いソウル・ミュージックのイメージがあったんですけど。
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| グザヴィエ: |
まあ、前作も『ウォールペーパー・フォー・ザ・ソウル』ってアルバム名をつけたくらいだから、ソウル・ミュージックへのこだわりは強かったんだけど、それを自分たちのものとしてやっと血肉化できたんだろうね。
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--サウンドのニュアンスとしては、ネプチューンズ(N.E.R.D.)やアウトキャストの近作の感じにすごく近いものさえ感じましたよ。
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| グザヴィエ: |
うん、まさにそうだ! キミの言ったそのふたつのアーティストが、まさしくここ5年ぐらいの音楽シーンにおいて、もっとも革新的なことをやっていたと思うね。中でも、N.E.R.D.には本当に共感したね。正直、最近のロックからはインスパイアを受けないんだ。
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--N.E.R.D.とは、メロディ的な部分まで含めて、近いものを感じましたよ。「ポップ・ミュージックの普遍的な良さを残しながら、サウンドは着実に変化して行く」みたいな感じで。
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| グザヴィエ: |
黒人の彼らからのロックへのアプローチと白人の僕らからのR&Bへのアプローチが、今のこの時代にぴったりとシンクロしちゃったんだね。本当に面白いことだと思う。
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--このニュー・アルバムは音の進化もさることながら、ポジティヴな気持ちの高ぶりも強く感じますね。冒頭の「Big Day」「Changes」から、「早くしないと変化に乗り遅れてしまうぞ!」とグイグイと呼び掛けていたりして。もしかして、これにはポリティカルなメッセージがあったりするのですか。世界的な政局も微妙な今のこの御時世ですし。
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| グザヴィエ: |
もちろん、その意味は込められてはいるよ。たしかに今のこの時代、気づくべきことは多いからね。ただ、事の発端はそうじゃなかったんだ。最初は、デモで作った音にノリの良い言葉を乗せて行ってただけだったんだけど。「Change」っていうのも、そこで出てきた言葉なんだけど、よく考えてみると、これはまさに今の僕たちや、世界のことにも言えることなんじゃないかと思ってね。僕たちは音が変わっただけじゃなくて、実は私生活も大きく変わったんだ。僕には子供が出来てね(笑)。他のメンバーの生活環境も変わったしね。
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--今、エールやフェニックスといった、あなたたちと同じフランスのアーティストがソフィア・コッポラの映画の影響などもあってアメリカのマーケットでウケはじめていたり、あなたたちも前作がイギリスのプレスで高い評価を受けたりと、フランスのアーティストの存在が世界的に認知されはじめているような感じがするのですが。
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| グザヴィエ: |
英米とは違う感覚でやってるから面白がられているのだと思うし、僕らとしてはこれが当たり前な気はしてるんだけどね。ただ、一番良いのは僕たちだけどさ(笑)。
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--(笑)。日本のファンにメッセ―ジを。
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| グザヴィエ: |
すぐに日本でライヴをしたいよ。僕たち、日本には何度も来させてもらって本当に感謝してるけど、まだ春だけは来日公演をやったことがないから是非やってみたいよ。
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| インタビュー・文/沢田太陽 |