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――最新作は、世界中で録音されたとか?
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| クリス: |
南米でも少しやったし、バルセロナや、ここ(彼らのロンドンのスタジオ)から300メートル離れた教会、それからニューヨークでもやったね。国際的なレコーディングになったよ。曲によっては、すべての場所で行なったレコーディングから作られている曲もあるんだ。
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| ジョニー: |
このスタジオでしばらく作業した後、歌やドラムといったパートに違ったサウンドが必要だと感じたんだよね。
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――そうやっていろんな場所で作ったことで、このアルバムに新しく加えられた要素といえば何だと思います?
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| クリス: |
そうだな、それよりもプロデューサーのブライアン・イーノやマーカス・ドラヴスからの影響の方が大きくかった。彼らには“何でもあり。限界はなし”という哲学があって、そうやっていろんな場所に行ったことはそのメッセージを強化したことになるのかもしれない。でも、僕たちはどこにいようと、オープンな姿勢で制作していたんだ。
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――なんでも、今回はこれまでのレコーディングでやったことの多くは封印したそうですが、具体的には?
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| クリス: |
いつも決まったコード進行を使って曲作りしていたのを、違ったコード進行にしたりとかね。あと、ウィルのドラム・サウンドも、これまではストレートなサウンドだった。ジョニーのギターも、自分たちが好きで使ってたサウンドが2つ3つあって、そのサウンドをかなり使ってたんだけど、今回は曲ごとに違ったサウンドにしてみようとしたんだよ。
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――そして生まれたアルバムの中で、「美しき生命」は特に、地理も歴史も民族もすべて大きな視点でとらえている歌詞が印象的です。ここで歌われる「I」では、あなた以外の誰か特定の人をイメージしている?
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| クリス: |
曲を聴いている人だよ。「I」は歌い易い言葉ではあるけれども、実際僕は君が思ったように、僕ではないみんなのことを歌っているんだ。何だか知的な話になってきたけど、この曲の「I」として歌われているキャラクターは、僕ではないけれど、歌っているのは僕、みたいな。ややこしいけどね。
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――ではこの曲の「I」というキャラクターを、あなたはどんな風に描写します?
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| クリス: |
偉大な権力を持っていて、その権力を乱用した人のこと、だね。この曲は、例えば自分が王様で、市民が自分をその地位から引きずり落とそうとする。そんな時に歌う曲なんだ。そういうキャラクターの王様で、もう終わりだという状況に陥っているんだ。
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――政治的な曲、とも解釈できますよね。
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| クリス: |
そういう風にとらえてもらってもかまわないし、自分のせいで駄目になった恋愛関係のことであってもいいし、自分の地位を乱用した人のこと誰もがあてはまるね。そして、そのことを後悔するんだ。自分の立場を誤用しているジョニーであってもよくて、ジョニーが突然とんでもないソロをやったりした時とか、ぴったりさ(笑)
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