REVIEW

『MONDO ROCCIA』
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ザ・クロマニヨンズ

『MONDO ROCCIA』

Ariora JAPAN / BVCL-42 / \3,059(tax in) / 09/10/28発売
“MONDO”はイタリア語で“世界”、“ROCCIA”は“岩”。’06年の夏にザ・クロマニヨンズが登場(1stアルバム『ザ・クロマニヨンズ』)して以来、洞窟での生活(2nd『CAVE PARTY』)から、火を(3rd『FIRE AGE』)得て、今回は石器時代に突入と、アルバムのタイトルは着々と進化を遂げている。

その中身はというと、“相変わらず”である。つまり、“最高に楽しい”。クロマニヨンズのアルバムには「前作を超える!」とか「どこまで進化するのか?」的な期待感溢れるオビは付かないが、「今回もまた最高」という安心感がある。

敢えて、新作と前作までとの違いを無理やり捻り出すならば、今回のアルバムは“ライヴで最高に盛り上がる”であろうロックンロールがよりいっそうてんこ盛りというところか。

先行シングルでもある「グリセリーン・クイーン」や「突然バーン」では、“ガキ×ロック×今がすべて”のクロマニヨンズ節が炸裂。

童謡的なキャッチーさを持つ「フンカー」「恋に落ちたら」には“右・左・右・左”と大きく手を振って足踏みを。

「ジョニークール」には拳を突き上げ、「エロこそすべて」では体全体を使って“E・R・O・S”の文字を作らずにはいられないはず。

クロマニヨンズおなじみの全く何のことやらわからない歌詞ももちろん健在で、「ジャングル・ジャミン」「炭酸」のズンズンというリズムには、無意識についつい体がタテに揺れてしまう。そう、考えるんじゃない。感じるんだ。考えたってしょうがない。楽しければ踊ればいいじゃん! 拳を突き上げて叫べばいいじゃん! 「いやー、ロックンロールって本当に楽しいですね」と言いたくなる逸品がここに誕生している。
(VIBE/前田かおり)
1.ジャングル・ジャミン
2.グリセリン・クイーン
3.鉄カブト
4.フンカー
5.炭酸
6.ジョニークール
7.ムーンベイビー
8.アウト
9.酒じじい
10.突然バーン
11.恋に落ちたら
12.エロこそすべて

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