3日間通し券のみの発売という前代未聞の賭けに出た、FUJI ROCK FESTIVAL’04。賛否両論を巻き起こした今回の大英断は、我々仕事をもつロック・ファンにとって、ひとつの踏絵になったのではないか。ものすごい極論で言うと「音楽をとるか、仕事をとるか」みたいな。そもそも通常、勤め人にとって、フジを3日間フルフルで楽しもうと思ったら、最低2日は休暇を取得しなければなるまい。しかも月末の忙しい時期に、だ。もっと言えば「おまえはこの先、フジロック行かずに何に重きを置いて生きていくの?」または「フェスに行けない今の生活ってどうよ?」と問われているような気もする。実際、3日間通しは厳しいと今回は泣く泣く諦めた輩はかなり多いだろう。大変なのは重々承知してます。がしかし、ピクシーズにルー・リードをフジロックで……こんなエクセレントな体験はそうそうないでしょう。
そんな現代人にとって決して低くないハードルをものともせず、全国から新潟苗場くんだりまで集結した愛すべきロックどアホウ、その数3万人(3日間のべ10万人)。彼らと過ごしたアツい3日間を徹底レポート!