 JUJU
『What’s Love?』 Sony Music Associated Records Inc. AICL-1996 \ 3,059(Tax in) 2009-03-04 発売
1. What's Love? 2. 素直になれたら JUJU feat.Spontania 3. U Got Me 4. Missin' U 5. My Life 6. I can be free
7. sakura 8. 空 9. LOVE TOGETHER 10. 君がいるから -My Best Friends- 11. 世界が終わる前に 12. やさしさで溢れるように
13. 愛しい JUJU + キヨサク(MONGOL800) 14. どんなに遠くても… |
青山テルマ、福原美穂、Perfume、Girls Next Doorなどのネクスト・ジェネレーションが次々とスマッシュ・ヒットを重ねるなど、’08年は女性シンガーの当たり年だったように僕は思う。幸いなことに、「素直になれたら JUJU feat.Spontania」が若い世代に支持されたJUJUにとっても、そういった意味では同様だ。しかし、3月にリリースされる2ndアルバム『What’s Love?』を通しで聴くと、そのヒットが偶然の産物などでは決して無かったことが分かるだろう。一番驚かされるのが多彩な楽曲に合致する、JUJUの柔軟な歌声である。良い意味で、“これって全部同じ人が歌ってるの?”と思わせるほど。M-9「LOVE TOGETHER」は、JAZZとR&Bが日本風に融合した歌い手を選ぶ難しい楽曲だが、実に伸びやかにナチュラルに歌い上げる。また、バラード曲であるM-8「空」で披露する透き通った歌声には、邪念が一切入り込んでおらず、聴いていて実に心地良い。そして真骨頂はNYサウンドで彩られたM-3「U Got Me」だろう。18歳から単身渡米し、そのサウンドに身体を馴染ませてきた彼女の歌声は洗練され尽くしており、他のJ-POPシンガーとは一線を画すに違いない。“ローマは一日にして成らず”という言葉があるように、’00年初頭から地道な活動を積み重ねてきたJUJUだからこそ勝ち得た強みであろう。真っ直ぐな歌詞にも好感が持てるけど、それは“愛って何なの?”という普遍的なテーマに真摯に応えている証左でもあるのだろう。“もう僕は迷わず歩くだけ”を地で行く彼女の歌声には、本物の力が宿る。(VIBE/堀 聡太) |