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TOPICS
ROCK IN JAPAN FES.2006

photo by TSUKASA

ORANEG RANGE @GRASS STAGE
渋谷陽一氏の紹介スピーチから登場した2日目のGRASS STAGEトップ・バッターはオレンジレンジ! 午前11時からありえない数のオーディンス集めた彼らの1曲目は「チャンピオーネ」。しょっぱなからオーディエンスの心をガッチリつかみ、その後もヒット曲を連続して披露。途中、「キリキリマイ」などハードなロックも聴かせてくれ、ライヴ・バンドとしての彼らの魅力も発揮し、十分に楽しませてくれた。キャッチーな曲の中にも、こだわりぬいたサウンドや、このステージ・パフォーマンスを通して、あらためて彼らの持つ力を感じることが出来たライヴだった。彼らのライヴと共に、ロック・イン・ジャパン2日目は最高のスタートを切った。


photo by TSUKASA

真心ブラザーズ @GRASS STAGE
GRASS STAGEの2番手は真心ブラザーズ! この日は「空にまいあがれ」「ENDLESS SUMMER NUDE」「RELAX〜OPEN〜ENJOY」などなど過去の名曲連発の盛り上がらないわけがない! というステージを展開した。特に「これは僕たちが作ったんです! 1分半で短いけど聴いてください!」のMCでスタートした「どか〜ん」には完全にヤられた。広い場所がやっぱり似合うんだなあ、と。甲子園の次にこの曲が似合う場所は、ひたちなか海浜公園だと個人的に認定した午後のひと時だった。


photo by TSUKASA

ELLEGARDEN @GRASS STAGE
昨年のロック・イン・ジャパンでは、LAKE STAGEの大トリを飾った夏フェスのキングELLEGARDENがGRASS STAGEに登場! 言わずと知れたライヴ・バンドのエルレ。そんな彼らのステージを見ようと、この日一番と言っても大げさではないくらい多くのオーディエンスが集まった。1曲目から「Missing」を披露し会場を盛り上げる。次から次へと休みなしで続くパフォーマンスに突き上げられる多くの拳、飛び跳ねるオーディエンス。頻繁にメディアに露出する訳ではない彼らだが、広いGRASS STAGEがエルレ一色に染まっていく様子は感動的だった。音楽の持つ力の素晴らしさを再認識した圧巻のステージを見せてくれた。


photo by TSUKASA

スピッツ @GRASS STAGE
この日に来場したオーディエンス、はたまたこのフェスに参加したオーディエンスの中にはこのバンド目当ての人も多かったのでは? とも思うスピッツが登場!公開中の映画『ハチクロ』の主題歌にもなっている「魔法のコトバ」で俄然注目が集まっている彼らだけに、会場はギッシリうまっていた。その「魔法コトバ」はもちろん「チェリー」「青い車」など
の代表曲に、「俺のすべて」「メモリーズ・カスタム」などの人気曲も披露された。正直もっとこの曲も、あの曲もという想いがあったが、みんなそれぞれそんな想いだったのではんだろうか。それだけスピッツには名曲が多すぎるのだ。そんなところでもスピッツの奥深さを実感してしまったステージだった。


photo by TSUKASA

Cocco @GRASS STAGE
空も暗くなってきた時間帯、2日目のトリで登場したCocco。会場全体の一目でも観たい! という空気は半端じゃなかった。かく言う筆者もその気持ちは同じ。この瞬間がホントに待ち遠しかった! ステージに現れたCoccoは南国を思わせる花柄の赤いワンピースに、5年前音楽界を離れる時にもらったという赤いブレスレットといういでたち。その姿を観ただけでも身体中が震えたが、演奏が始まった途端感情も一気にMAXへ。なんと1曲目が大名曲「強く儚い者たち」! 「聴きたい! でも聴けるかな…」と思っていた曲だけに、これは完全なる不意打ち。その瞬間全てをCoccoに持ってかれてしまった。その後は「音速パンチ」「樹海の糸」「Raining」「陽の照りながら雨の降る」「焼け野が原」に「カウントダウン」などが演奏された。朴訥なMCを聞きCoccoを感じ、パワフルなヴォーカルを聴いてCoccoを感じる。間違いなくこのフェスのハイライトの一つはこの時だった。


photo by 久保憲司

BENNIE K @LAKE STAGE
この日のLAKE STAGEの2番手は、快晴の青空にピッタリな華やかさで登場したBENNIE K! オーディエンスがドドッと前方に押し寄せ、午前11時代とは思えない人口密集度。そんな様を楽しむかのようにYUKIとCICOのパフォーマンスがスタート。途中演奏された新曲「DISCO先輩」ではアルファが登場し、会場の熱気は最高潮に。個人的に最も楽しみにしていた「Sky」では、期待以上のBENNIE Kを披露してくれた。


photo by 久保憲司

BOOM BOOM SATELLITES @LAKE STAGE
いつもなら暗くて密閉された場所が似合うなと思っていたブンブンサテライツだが、この日は何一つ遮るものがない炎天下の下、熱いダンス・ロック・パーティを展開。「KICK IT OUT」の耳をつんざくサウンドが響き渡ると、オーディエンスはいきなり狂ったように踊り出す! 打ち込みのリズムと生ドラムが加わり、重厚なグルーヴを生み出しながら川島のヴォーカルが絡み合うと、CDでは味わうことのできないライヴならではの音圧がドドーッと押し寄せ、脳内がグワングワン揺れるよう。中野はラップトップをいじったり、ベースを弾きながらステージ前に出てきて観客を煽ったり、アグレッシヴにステージ上を動き回り、「Dive For You」「Pill」の流れで最高潮に! ひたちなかの青空の下に、ブンブンが奏でる怒涛のエレクトロ・ロックで放心状態となったオーディエンスが溢れている光景は、なんとも言えず感慨深いものがあった。


photo by 久保憲司
HAWAIIAN6 @LAKE STAGE
アバの「ダンシング・クイーン」のSEで堂々とステージに現れたのは、2日目のLAKE STAGEのトリを飾るHAWAIIAN6! 1曲目から、いきなり彼らの人気曲である「MAGIC」を披露。と、開始まもなく機材トラブルで演奏が中断。彼らを見守る暖かいオーディエンスからは笑い声交じりの「もう1回!」コールが巻き起こる。トラブル解消後は何事もなかったかのように再び「MAGIC」からスタートするという何とも微笑ましいスタートとなった。彼らの持ち味であるバツグンの哀愁漂うパンク・サウンドが光り会場はどんどん盛り上がっていった。「世間の音楽チャートなんて関係ない。僕らは一生、職業・フリーター、趣味・音楽でいいです。みんなは自分の信じる音楽を最高だと思っていてください。僕らはHAWAIIANN6が最高だと思っています。」というMCには彼らの音楽に対するスピリッツが感じられ、カッコ良さに背筋がゾクっとした。アンコールでは「RAINBOW, RAINBOW」で会場を感動に包み込み、大きな拍手を浴びながらステージを後にした。


photo by 橋本 塁
髭(HiGE) @WING TENT
今年から新設されたWING TENTでは、これから大きく羽ばたこうとするニュー・カマーたちが続々出演。テントの外はじりじりと太陽が照りつけ、超満員のオーディエンスの熱気と蒸し暑さに包まれる中、ステージに登場したのは髭(HiGE)。うだるような暑さをさらに熱くさせるように「白い薔薇が白い薔薇であるように」のイントロのベースが鳴り響く。そして、しばらくするとサンタの格好のコテイスイ(per)とサンタの髭をつけた須藤(vo&g)が登場し、会場のテンションが一気に爆発した! 「今日はサンタを連れてきたよ」とコテイスイを紹介する須藤。しかし、サンタの帽子には“サンタナ”と書いてあって、「あれ?間違えた。サンタじゃなくてサンタナ連れてきちゃったよ!」と訂正して、観客大爆笑! 彼らのライヴはなんともゆるーい小ネタ満載で、観る者を一瞬にして髭ワールドに連れて行ってくれるようだ。その後も「髭は赤、ベートーヴェンは黒」「ダーティーな世界」などキラー・チューンを連発。新曲もばっちり披露し、ラストは「ギルティーは罪な奴」で、あっという間にライヴは終了。そして、「サンキュー、サンボマスターでした!」といかにも髭ちゃんらしい捨てゼリフを吐いてステージを去っていった。
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