
photo by TSUKASA |
木村カエラ @GRASS STAGE
どんどん気温が上昇する正午過ぎ、GRASS STAGEのステージに元気イッパイに走って登場したのは木村カエラ。小さな体にキュートなルックスだが、パフォーマンスは非常にエネルギッシュでパワフル。彼女自身のヒット・シングル「beat」「リルラ
リルハ」「You」などはもちろんのこと、CMソングにもなった、サディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシーンにおねがい」や、ドラマにも使用された「プリティ・ウーマン」などのカヴァー・ソングでも楽しませてくれた。初めてライヴを見た人はもちろん、長年のファンもさらにトリコにさせたのではないだろうか。本人名義としては初出場となるのだが、実に堂々とした素晴らしいステージを見せてくれた。
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photo by TSUKASA |
サンボマスター @GRASS STAGE
今年も伝説のライヴが幕を開けようとしていた。昨年、まさに伝説と呼べるライヴを見せてくれたバンド。午後2時前、サンボマスターがGRASS STAGEに登場!
昨年同様、伝説のライヴを期待して集まったオーディエンスは45000人!? その全員で「愛と平和を叫ぼう」と呼びかける山口(vo)。くしくも、この日は広島原爆が投下された8月6日。会場には「愛と平和」の大合唱が響き渡った。ライヴでは、「青春狂騒曲」「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」「そのぬくもりに用がある」など代表曲を次々と演奏し、会場をサンボマスター色に染め上げた。爆発的なパワーとソウルを見せてくれた彼らに、来年も伝説を期待せずにはいられない。
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photo by TSUKASA |
氣志團 @GRASS STAGE
フェスといえば音楽の祭典。そしてお祭りといえば、やっぱりこの人たちでしょう! この日の最高気温を記録した時間帯に登場してきたのは氣志團! 大爆笑のステージを期待して(?)集まった、ものすごい数のオーディエンス。ライブ途中、もうやる曲がないとMCで嘆いていた綾小路翔だが、はっと気が付いたように「1曲あった!」と言って始まったのが「One
Night Carnival」。これには大盛り上がりのオーディエンスは、あの振り付けを楽しそうに踊っていた。終盤では、SMAPの楽曲合わせて踊ったり、X JAPANの楽曲を使用したりと会場を大爆笑で楽しませてくれた。ライヴというよりも、エンターテインメント・ショウを見せてくれた彼らは、やはりお祭りにはかかせない存在だと思わせるパフォーマンスだった。
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photo by TSUKASA |
BEAT CRUSADERS @GRASS STAGE
昨年は、LAKE STAGEを入場規制にするほどのオーディエンスを集めたBEAT CRUSADERSが遂にGRASS STAGEに登場した。お面の下に隠れたナイス・ガイ集団の彼らに期待するファンで会場は熱気ムンムン。広大なGRASS
STAGEでも十分すぎるほどの人を集めた光景に彼らの勢いとファンに愛されていることを実感した。数々のヒット・ソングをプレイし、それに合わせてオーディエンスが跳ねる跳ねる!
会場全体が大きく揺れ、数万の拳が空に突き上げられた。今後発売予定のシングルも披露され、大満足のステージだった。お馴染みのMCもバッチリで、昔からのファンも新しくファンになった人も、ビークル流のロックン・ロールの魔法にヤラれてしまったようだった。
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photo by TSUKASA |
吉井和哉 @GRASS STAGE
姿形、似合う服も変わったけど、6年ぶりにROCK IN JAPAN FESTIVALに吉井和哉が帰ってきた! 今年は数々のフェスに出まくりさぞやライヴ・モードなのだろうと思っていたが、ステージに登場した吉井和哉を見て素直に驚いた。黒いスーツに、白シャツ黒ネクタイ。暑いし、動きにくいのでは?
などとの邪推をよそにニュー・アルバム『39108』からの新曲「人それぞれのMY WAY」でスタートした。「吉井和哉」と改名したことと無縁ではなさそうなこの曲、弾けるドラムがすこぶる気持ちいい。その後は「BEAUTIFUL」「Call
Me」「TALI」などのおなじみの曲から、「黄金バッド」「WEEKENDER」「I WANT YOU I NEED YOU」など新作からの曲を披露した。しかし、この日の吉井和哉のハイライトはもしかしたら、その後だったかもしれない。短いMCをはさんで吉井和哉の口から発せられた。「Love
Love Show!!!」この瞬間まさに地鳴りのような歓声とともにオーディエンスは一斉に前方に殺到した。筆者も身体中の全神経に血流がめぐったかのように熱くなり、震えた。当たり前のように全方位から大合唱が起き、踊り、ジャンプ、モッシュと各々思うがままにその興奮を祝福していた。その興奮も冷めやらぬ中、吉井和哉の言葉は続く。「ROCK
IN FESTIVALと、渋谷陽一さんに捧げます」。その言葉に促されて演奏されたのはなんと「バラ色の日々」! これもザ・イエロー・モンキーの大名曲。ここまでくるとその興奮を表現することはもはや能動的なものではもはや不可能で、受動的なもの、つまり涙を流すことしかできなかった。周囲にも真っ赤にして涙を流す顔で溢れていた。「追いかけても 追いかけても すり抜けていく 月のように」。恐らく吉井和哉は、この曲を発表してからソロになってからもずっとこの心境だったのだろうと思う。しかし、YOSHII
LOVINSONから吉井和哉に改名し、3rdアルバムを創り上げた今、その事実は変わらずともその呪縛から解き放たれたのだろうと思う。だからこそのザ・イエロー・モンキーの2曲。この日の吉井和哉は黒の上下のスーツに、白シャツに黒のネクタイだった。この日はザ・イエロー・モンキーのお葬式だったのだ。
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photo by 久保憲司 |
スネオヘアー @LAKE STAGE
最終日のトップ・バッターはスネオヘアー! 昨年の雪辱戦としてなんとしても観たい! という多くのオーディエンスの渇望感を一身に集めたステージに登場したスネオヘアーが1曲目に演奏したのはなんと「悲しみロックフェスティヴァル」!いきなり会場大盛り上がり。しっかしこの曲はイントロが素晴らしいなあ、と感じている暇もなく、「昨年は一人でホスピタル・ステージに立ってました」というステキなMCをはさみ、新曲「スプリット」を披露。最後は「アイボリー」でステージを締めた。ちょい疲れの最終日の1発目、スネオヘアーは確かな活力をオーディエンスに振りまいてステージを去っていった。
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photo by TEPPEI |
YUI @SOUND OF FOREST
暑い日ざしが降り注ぐ中、SOUND OF FORESTにYUIが登場。きっとステージは見えないだろうという場所までオーディエンスで埋め尽くされた。おそらく今年のロック・イン・ジャパンのSOUND
OF FORESTステージで最も多くの人が集まったのではないだろうか。
会場から「YUI」と名前を呼ばれる度に頭を下げ、歓声に応える彼女の微笑ましい姿からラヴがスタート。既発のシングルを中心に演奏し、会場を優しい雰囲気で包み込んでいった。美しいルックスに、透き通った歌声、SOUND
OF FOREST独特の涼しげなステージが混ざり合い、涼しい風が吹いたような感覚になるライヴを見せてくれた。
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photo by 橋本 塁 |
チャットモンチー @WING TENT
今年から新しく設置されたWING TENTのトリとして登場したのは、人気急上昇中のチャットモンチー! ライヴ開始前から入場規制がかかり、音だけでも聴きたいという人で溢れていた。多くのオーディエンスが見守る中、ごく自然体で彼女たちがステージへ。あの若さで堂々としている様子は、まだまだビッグになることを予感させる。ライヴは、最新アルバムの1曲目を飾る「東京ハチミツオーケストラ」からスタートし、キュートなヴォーカルながら、しっかりとしたロック・サウンドを聴かせてくれた。アンコールも完璧にこなし、大役を何なくこなしてみせた。その確かな技術とメロディ・センスは今後の活躍を大いに期待させるバンドのひとつだろう。ライヴ終了後のオーディエンスの表情から、彼女たちの音楽は確実に届いているということを感じた。
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