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 ■Report  10.10(Sunday)
RADIO aka Yoshihiro HANNO x AOKI takamasa
▲RADIQ aka Yoshihiro HANNO x AOKI takamasa© Yukari Morishita
明けて10日。Hallのステージ上にはラップトップが4台も置かれ、いったい何が始まるのかとの期待の中出て来たのは、ジャパニーズ・エレクトロニカの雄、青木孝充。彼の紡ぎ出す繊細で緻密、かつアグレッシヴなサウンドに、混み合ったフロアの中、気持ちよく体を揺らす。
後半には半野喜弘が登場。コーラス、サックス、ウッドベースのメンバーを連れてのライヴ。青木孝充とのセッションでさらにオーディエンスを涌かせた。


そしてラストを飾るのは、Human Audio Spongeの日本初パフォーマンス。前日に、コーネリアスこと小山田圭吾のゲスト参加も発表されており、ステージへの期待は高まるばかり。
体の自由を完全に奪われるほどの満員電車状態になったSonar Sound Hall。
11年ぶりに国内で同じステージに立つ、細野、幸宏、坂本。それをこの目でしっかり押さえたいと集まった超満員のオーディエンスが放つ、ピリっとした緊張感にホールが包まれる。

静かに3人が姿を現すと、ライヴは新曲「kokuritsu」から幕を開ける。
「3人ステージに並ぶと、独特のオーラが出る」と坂本龍一がインタビューで答えていたが、そのオーラにオーディエンスはすっかり飲み込まれてしまった。
途中からは小山田圭吾がステージに登場し、ギターで数曲参加。4人が時々アイコンタクトを取り合う姿にしびれてしまったファンも、きっと多いはず。
ライヴは淡々と進み、YMO時代の曲も披露、アンコールにも応える豪華なステージとなった。

日本で初の試みとなったsonar。もし晴れていて、広場でのパフォーマンスも行なわれたら、このイベントは、また違った顔を我々に観せたのだろうか。それを思うと少し悔やまれる。
もし、また日本でこのsonarが行なわれるならば。
本家のもつ“実験性”そして“アドヴァンスド・イズム”はそのままに、本当にカッコいいもの、面白いものを来年もまた日本に紹介してほしいものだなあと願ってやまない。

取材・文/ワシノミカ


     
     
       
 ■Link
▼sonar sound tokyo 2004のオフィシャルHP(日本語)
http://www.sonarsound.jp/

▼sonarのオフィシャルHP(英語)
http://www.sonar.es/portal/eng/home.cfm

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