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トップ・バッターとして“BLUE STAGE”に姿を現したのは、大きなアフロをトレード・マークに世界を席巻中のケヴィン・マイケル。そのパフォーマンスを一目見たいというファンが集結し、イベントのスタートが普通のフェスより格段に遅い“SPRINGROOVE”ではあるが、トップ・バッターの集客としては過去No.1だったのではないだろうか。途中、スヌープ・ドッグの最新ヒット曲「Sexual Eruption」を混ぜたりしつつも、「We All Want The Same Thing」や「It Don’t Make Any Difference」などを次々に披露。最後は皆待ってましたのヒット曲「Ain’t Got You」で、そのユニセックスな美声をしっかりと届けて、ステージを後にした。 |

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日本勢でのトップ・バッターとなった“RED STAGE”には、ご存知RHYMESTERのMummy-DとSUPER BUTTER DOGの竹内朋康のユニットMABOROSHIが、DABOとDELIというド・ヒップホップな強力なスケットを投じながらも、ファンキーでロックなステージを披露。続いて“BLUE STAGE”では、まさに超人ヒップホップな3人組、AFRA & INVREDIBLE BEATBOX BANDが登場。他の出演者では考えられないガランとしたステージにマイク片手に姿を現したのだが、そこからの超人技オン・パレードにあちらこちらから、“ヤバくない?! ”の声が。最後はこの後5月にリリースされるという新譜を披露するために、あのRYO the SKY WALKERが登場! インクレの3人が体から紡ぎだすビートに乗るラガ・マフィンで一気にヒート・アップさせていった。 |
そんなヒート・アップした会場を、さらにオーバー・ヒート寸前に盛り上げたのが、いつでもどこでも圧巻のステージでアゲきる、FIRE BALLの4人衆。“RED STAGE”に登場した今回も、もちろん例外にあらず。バックにはこれまたいつものメンバー、JUNGLE ROOTSがしっかりを脇を固め、出だしから「BAD JAPANISE」で一面をプロペラに。次々と繰り広げられる早口ライムに高音で美しい歌声、そしてFIRE Bならではのハーモニー、踊らずにはいられない空間がそこに繰り広げられる。ダンサーによるかっこいいダンスじゃないが、全身を使って楽しむそのリズムに皆が体を揺らさずにはいられないのだ。 |

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次いで“BLUE STAGE”に登場したのは、“デブカワ”旋風を巻き起こしたショーン・キングストン。最新ヒット曲の「Take You There」では、その巨体を揺らしながら素朴な歌声で躍らせ、大ヒット曲
「Beautiful Girls」では見事なシンガロングを響き渡らせていた。一方の“RED STAGE”には、今回彼女を一目みるために来場したファンも多いキーシャ・コール。2人のコーラス兼ダンサーを引き連れ、意外にもキーシャはヘッド・マイクで登場。全身黒のスリムなパンツにライダース・ジャケットとそのご自慢のスタイルがはっきりと見てとれる衣装で、迫力の歌声を存分に披露していく。最新ヒット曲「I Remenber」ではしっとりと聴かせ、ラストは皆が待ち望んだ「Love」で躍らせ、期待を裏切らないパフォーマンスを繰り広げた。
間髪入れず“BLUE STAGE”に姿を見せたのは、今や日本のヒップホップ・シーンのみならずその名を轟かせているKREVA。その人気を証明するかのごとくの人の山、そして歓声の嵐。しっとりしたナンバー「アグレッシ部」や、まさにこの日にピッタリの「Have a nice day!」、ちょっぴり切ない「イッサイガッサイ」など、数々の伝説を作り上げてきたKREVAらしい堂々たるステージを炸裂させた。 |
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DJ MAYUMIが“RED STAGE”再登場した後、“BLUE STAGE”に現れたのは新時代のディーヴァ、リアーナ! どんな登場となるかと思いきや、DJの脇にひょっこり現れ、オチャメにスクラッチなどしながらいつのまにかにパフォーマンスがスタート。そのまま最新ヒット曲「Don't Stop The Music」で一気にヒート・アップさせ、もちろん 「Umbrella」も! キュートは当然ながら、「Umbrella」の世界ヒットで一回りもふた周りも成長した、そんな貫禄を見せ付けるステージとなった。
ついにラスト! 今年の“SPRINGROOVE”で大トリを飾ったのはご存知Ne-Yo。いつものカジュアルな格好でライヴがスタートし数々のヒット曲をパフォーマンスするも、6月にリリースされる新作で本人が目指しているというクラシックなR&Bスターの世界を早くも表現。スーツへのお色直しも済まし、クラシックな名曲を数曲歌い上げたのち、セクシーなオネエ様ダンサーたちを引きつれ軽快なダンスと共に「Because of You」を披露。盛り上がりは最高潮を迎えた。最後はそんな日本のファンに向けて、Ne-Yoからのうれしいプレゼントとして、新曲「Closer」をDJプレイ。今まさにブームとなりつつある“R&B”だが、やはり火付け役は彼だったのだなと再認識させられる、そんな大人気・大盛り上がりのステージとなった。
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例年と比較して、全体的に若い層によるステージで構成されたイベントであったが、その若さゆえの勢いや新鮮さ、そして所々に登場するシーンを引っ張ってきたベテラン勢の信頼できる貫禄のステージで、まさに“今らしい”ブラック・ミュージックに浸った、充実の1日となった。
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レポート・文 /浅野ミレイヤ麗
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