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――プライマル・スクリームを引き合いに出されることが多いですが、やはり彼らの影響は大きいですか? |
| トム: |
もちろんだよ。エレクトロニックを取り入れたロックってところで比較されるんだろうけど、自分たちにとっては最高の誉め言葉さ。
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| クリストファー: |
彼らはUKでも最高のバンドの1つだからね。ちょっと過小評価されてる部分もあるけど、彼らは音楽シーンに素晴らしいものをもたらしてくれていると思うよ。
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| トム: |
プライマル・スクリームのベーシストのマニとは、仲良くさせてもらってるんだ。日本に来る直前も向こうで、「ガキども来いよ!飲みに行くぜ!」って感じでみんなで大酔っ払いしてさ。
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| クリストファー: |
俺たちにとっては頼れるオヤジみたいなもんだよな。 |
| トム: |
マニも俺たちの音楽をすごく気に入ってくれてるんだ。
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――その他に影響を受けたミュージシャンは?
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| クリストファー: |
そりゃもう、いっぱいいるけど……ジミ・ヘンドリックスかな。だからこうしてハチマキを首に巻いてるんだ(笑)。ローリング・ストーンズとかザ・フーとか、エイフェックス・ツインとかも好きだし、クラシック音楽も好きだし、プログレも聴くし、とにかく何でもだよ。
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――NME誌では「あなたの人生を変えるバンド」に選ばれていますが… |
| トム: |
そうなんだよ! マジでうれしい。NMEはUKの中でもクールな雑誌だからさ。人生を変える…か、もしかしたらそうかもね。自分たちがやるべきことをやっていれば、キッズたちが音楽を始めてくれるかもしれないし。でもまあ、世界を変えるとなったら無理だろうけど(笑)。
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――では、あなたの人生を変えたバンドを一つ挙げるとすれば? |
| トム: |
参ったな…いっぱいあり過ぎて……。まあ、普通に言えばオアシスとかだけど。彼らはみんなの人生を変えてるよな。自分の音楽観を変えたバンドと言えば、やっぱりプライマル・スクリームだね。『エクスターミネーター』ってアルバムを聴いた時さ。
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| クリストファー: |
ジョン・ウィリアムズの作品からも大きな影響を受けたよ。
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| トム: |
4歳くらいの時によく聴いてたモータウンのレコードもだね。スモーキー・ロビンソンとか、オーティス・レディングとか。ベンE・キングの「スタンド・バイ・ミー」は最高だった。すごくパワフルで、感動的で、すべてが変わったよ。
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――今年はグラストンベリー・フェスティバルにも出演なさっていますが、どうでしたか? |
| クリストファー: |
ああ。あれはすごいよ。原っぱにある精神病院だね。あちこちでみんなくたばってるんだ。まるで戦地みたいだったよ。
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| トム: |
年寄りのヒッピーやら、フーリガンやら、学生やら、子供を連れた妊婦とか、ビジネスマンとか、いろんな人たちがいるんだ。そういった場所でプレイできたのは、ホントにいい経験だったよ。
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――あのテロリストのようなバンドのロゴを掲げた親衛隊みたいなファンも出現したそうですが? |
| トム: |
マジで? そんな奴ら見なかったぜ。 |
| クリストファー: |
あれをペイントしてる女の人なら見たよ。 |
| トム: |
でも言っとくけど、あれはテロリストじゃないぜ。兵士とか、忍者とか、フーリガンとか、マスクを被ったただのハゲ男とか、何でもいいんだけど、決してテロリストなんかじゃない。
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――羊のいる牧場で生活されているそうですね。アグレッシヴな音楽性とはかけ離れた環境のようにも思われるのですが?
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| トム: |
まあ、2年前に引っ越してきたばかりなんだけどね。その前はずっと都会暮らしだったし。確かに「怒り」って言うのは、自分達の音楽のエネルギー源ではあるけど、だからと言っていつもカリカリ怒ってばかりいるわけじゃないしさ。
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| クリストファー: |
怒りと言うより情熱だね。サッカーの応援で思わず熱が入る、みたいなヤツさ。それがプレイする時にも出るんだ。誰かの頭をぶん殴るより、ギターを弾いてる方がいいだろ?
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――ところで、サマー・ソニックで観たいアーティストはいますか? |
| トム: |
ビースティ・ボーイズ! あとは誰が出るのか知らないよ。多分どっかで飲んだくれてるだろうね……。(手渡された出演者リストを見ながら)ああ、アイムア・ロボットのメンバーはすごくいいヤツらだよ。アハハ……! ザ・ハイヴスの変な衣装が見てみたいぜ(笑)。アイツら絶対カツラだぜ。昔のイギリス人みたいな格好しやがって、ホントおかしなヤツらだよな!
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――今後の予定は? |
| トム: |
結婚して子供を作るよ(笑)。 |
| クリストファー: |
また日本に戻ってくる。で、アメリカに行くんだ。コロンブスみたいにアメリカを征服するのさ! あとは、とにかくこれまで続けてきたことを続けていく。2ndアルバムも作りたいし。もっとロックよりで、ヘヴィな作品にしようと思ってるんだ。斬新で刺激的なヤツさ。それから、いつか武道館に来るぜ! |
インタビュー・文/竹内真鈴
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