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――約2年ぶりのオリジナル・アルバムになるわけですが、製作を始めるにあたり、まずどのようなことを考えていましたか? |
| 山田マン: |
アメリカのビルボードだったり、ラップ・チャートだったりを見ていると、最近はなんとも斬新な曲がどんどん出てきてるわけじゃないですか。ただそんな中で、俺らはそういう流行をちゃんとわかりつつも、何々風じゃない自分たちだけの“我リヤらしさ”を出そうってことを一番に考えていましたね。 |
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――作業面での変化はなにかありましたか? |
| DJ TOSHI: |
山田マンがさっき言った自分たちらしさっていうのにも通じると思うんだけど、トラックがよりストレートなものになったっていうか……。もちろん色々な工夫はするんだけど、自分が思ったことにより直結した表現をできるようになった。 |
| Q: |
シンプルに作ったというのはラップも同じでしたね。ただシンプルでありながらカッコイイものを作るのって、ぎちぎちに詰め込んでやるよりも実はかなり難しくて。それが今回、やっと満足いく形でできたかな。勢いとかパワーだけじゃない、巧さみたいなものが出てきたっていうか。 |
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――なるほど。たくさんのゲストが参加したコンピ盤的な作品だった前作とは違い、今回は何人かのゲストは参加していますが基本的には3人だけで作られていますよね。それはやっぱり“我リヤらしさ”をより濃密な形ものにしたかったからなのでしょうか? |
| 山田マン: |
そうですね。一緒にやりたいアーティストは、本当はもっとたくさんいたんですよ。ただ2年ぶりのアルバムで、しかもレーベルを移籍して最初の作品なわけだから、ここらでもう一度、イントロからラストまで俺ら3人でガッツリと世界観を作った濃ゆいヤツを出したくて。ジュースもやっぱり100%が一番旨いんで。 |
| Q: |
ただ、基本は3人でやったとはいえ、RINO君(RINO LATINO U)だったり、DABO君だったり、CRYSTALだったり、みんなとの作業はどれも強烈だったんで、アルバムを作る上でかなり刺激になりましたね。 |
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――そのDABOは今回がシリーズ第7弾となる好例の「ヤバスギルスキル」でフィーチャーしているわけですが、この曲で起用するアーティストの人選はどのような基準で? |
| Q: |
「ヤバスギルスキル」ってことで、やっぱりラップの技量。かっこいいラップをかます人を呼んで、スタジオで俺らがヤラれたいんですよ。 |
| 山田マン: |
あとは俺らよりも濃ゆい人だよね。ただスキルがあるだけじゃなくて、“こいつ、どうしようもないB-BOYだな!”って感じの人。 |
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――実際にDABOと一緒にやってみた感想は? |
| DJ TOSHI: |
ヤバイだろうなって思いつつ、ビートを聴かせて実際にラップを入れてもらったら、思っていた以上にヤバかった。でも今回は山田マンもQもかなりヤバくて、レコーディング中は嬉しくなる一方でホント最高でした。 |
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――タイトルはそのままズバリ『RAPPAGARIYA』ですが、今あえてグループ名を冠したのはどのような思いからなのでしょうか? |
| 山田マン: |
ちょうどレコーディングをしている頃に近所のガキンチョと仲良くなったんですけど、そいつらは俺がラッパ我リヤをやっているっていうのを知らなくて。自分的にはコンスタントにCDも出しているし、若いコたちも当然知っているもんだと思っているじゃないですか。だけど実際はこれだけ年齢が離れていれば普段耳に入ってくる音楽も全然違うわけで……。だから今回のアルバムで、そういう若い連中にもラッパ我リヤというものをちゃんと知ってもらいたかったし、あと今まで聴いてきてくれた人たちに対しても、ラッパ我リヤは常に新しい音楽を発信しているんだよっていうのを改めて気づかせたかった。つまりクレイジーケンバンドじゃないけど、「俺の話を聞けー!」っていう感じなんですよ。 |